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ひたすらにストイックに突き刺さるEDM『Thanatophilia / Vanity』

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重厚でストイックなEDM・クラブサウンドをリリースし続ける、Takahiro Aoki氏のもうひとつの顔であるVanity。クラブの現場で震え上がるほど映えるサウンドを、今回も本作で打ち立ててきました。いつものあのネタや作品タイトルの映画ネタ(今回はエド・ウッドのネクロマニアあたりなのかな……?)も散りばめられています。
重たいサウンドといえば全編通してそうなのですが、時折ギャップ差にやられるくらい軽快なネタやテーマを持ってきたりしていて、ずっと同じノリで踊りっぱなしというわけではないのが心憎いですね。

楽曲ピックアップレビュー

1曲目「I am Vanity」はまさに自身の入場曲みたいなノリで、声ネタに「Vanity」と入っているのが特徴。哀愁漂うピアノのバッキングやサックスのソロパートなども聴きどころ。

2曲目、でました「KOMIYA」。「KOMIYA3000001」と数字も派手に、サウンドも派手に、そしてKOMIYAという身内ネタタイトル(Vanity氏のアルバムでは必ずKOMIYAというタイトルが出てきます)が知る人も知らない人も巻き込んで暴れまわる!知りたい人は即売会やクラブイベントで氏に直接聞いてみよう!きっと快く教えてくれるはず。

3曲目の「Shake Your Brain」は声ネタでそう叫んでるのもありますが、もちろんシンセのリフやベースの鳴りでこれでもか!というくらい脳みそを揺さぶられます。ぶっ壊されないように気をつけろ!!

6曲目「Angel + Angel」はTakahiro Aoki名義の方でリリースされている「Angel ☓ Angel」のエディット。元の曲よりかなりスローダウンした上で、Vanity氏のアルバムではちょっと特異なくらい"Happy"なテイストに仕上がっています。

8曲目「Thanatophilia」は表題曲。ストイックが故にわかりやすいEDMサウンドです、耳を突き刺すリードシンセや噛み付いてくるかのようなベース音、ハコで聴いたら絶対に腹パンをされるような感覚になる重低音キックと、ガンギマリになるような凶暴なサウンド極まれりという感じです。

9曲目「LOVE」これもVanityの重厚なサウンドでありながら、だいぶ艶めかしいような感じのものに仕上がっています。リズムトラックも重たいキックだけでなく、軽めのパーカスもまぶされており、聴いていて意外と軽快な気持ちになれます。

11曲目「KOMIYA 4.0」なんとまたKOMIYAネタです。このタイトルを冠しているシリーズにはリズム部に共通点がありそう?と思うのは勘違いでしょうか。同じノリでノレるといいますか。気になる方は過去作もチェックするといいですよ!!

12曲目「Yesterday」はアルバムの〆に心地よい、わりと明るめの曲調でサッパリとクローズしてくれる印象です。ボーカルサンプリングを多用していて、バリバリの歌モノEDMの様相をしています。聴きやすさで言うと作中でも抜群なので、こういうテイストでバッチリ〆てくれると「ああ聴き終わった!」というカタルシスで溢れるカンジですね。

まとめ

ストイックなEDM・クラブサウンドではありますが、それに聴きやすさをうまい具合にまぶされており、ダレることも疲れることもなく最後まで踊り狂えるような作品となっています。疲れるタイミングは全曲踊り通して音が止まった後、ですね。
脳みそから身体を揺さぶられるこのカンジ、1度体験したらクラブ通いも癖になるほど快感なので、是非そういう体験をしていただきたいですね!!

関連リンク

web:http://muzz.web.fc2.com/thanatophilia.html

クレジット

All Song,Mastering,Produce and Jaket Design by Takahiro Aoki

文責:タチやん

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