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その言葉は、ナイフを扱うかのような、乱暴さと繊細さで。RAG.cocteau

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はじめまして、最近ボカロPをはじめたばかりの新参者「七海名波」こと、ななみ。といいます。みなさまお見知りおきを!
さて今回、私がご紹介させていただく楽曲群の作者様はRAG.cocteauさまと言います。読み方はらぐ.こくとーです。

早速ご紹介の方をさせていただきます!

Determination : 結月ゆかり

まずは現時点で最新作となるこちらの楽曲を聴いてみてほしいです。

3拍子で、VOICEROIDがポエトリーを淡々と詠みあげ、ギターがそれを無情に刻んでいく……
放たれる言葉は音に撃ち落とされ、その様を見て私達は心をまた撃たれるのです。
VOICEROIDのイントネーションも歯切れよく、ポエトリーの切れの良さをより際立たせます。

Hater : 結月ゆかり/紲星あかり


ナイフのように切れ味の良い言葉を、乱暴なように。でもその実は繊細に扱っているこちらの曲もオススメです。嫌いという感情すらも大切にしてほしい、という彼の想いが汲み取れたなら、彼がただナイフを振り回して踊っているピエロではないのだなというのが分かるかと思います。彼の涙のメイクが、本物の涙で落ちていくかのような錯覚にとりつかれました。

感触

らぐさんのポエトリーは詩的でありながら、どこか男性的な、言うなれば汗のツンと匂うかのような熱量も帯びています。言葉を悪くすれば「汗臭い」なのですが、その言葉の紡ぎ方と、VOICEROIDによるポエトリーでその臭いの部分を「臭くない」程度にまで削ぎ落としたうえで、むしろそれそのものを楽しませてくれるような仕上がりになっています。

最後に、一言だけ添えて曲をぺたりとさせていただいてから、今回のレビューを終えたいと思います。

Voices / 結月ゆかり オリジナル曲


この声、届きましたか?

それでは拙い文章でしたが、お付き合いいただきありがとうございました。

関連リンク

RAG.cocteauマイリスト→http://www.nicovideo.jp/mylist/59100775
文責:ななみ。(@773creator)

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