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R3Magazine-Web コラム

「二次創作とオリジナルで曲を作る人の、それぞれの創作で気をつかうオリジナリティー」

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どうも、ふぁずです。普段は不定期更新で「アイデンティティー」というクリエイター情報サイトを運営してます。
今回、こうして初めてコラムを書かせて頂く事になったんですが、いつも通りのテンションでやっていこうと思います。よろしくです。
さて、今回は「二次創作とオリジナルで曲を作る人の、それぞれの創作で気をつかうオリジナリティー」について僕なりの考えを書いていきます。

「オリジナル楽曲と二次創作の違い」

まず、オリジナル楽曲というのは説明不要かもしれませんが、作曲者がメロディー、構成、ボーカル有りであれば歌詞、これらをゼロから考え組み立て、作品にしていったものです。全てのアイディアが作曲者から生み出された唯一無二のもの。
一方、二次創作は、二次創作を許可している作品のBGMや楽曲をベースに、作曲者の好む音楽ジャンルや得意とする音楽ジャンル、ベースにする楽曲に合うと感じた音楽ジャンルにアレンジしていわば「再構築」した作品です。
この2つの創作活動、創作方法は、全く対極にありますが、共通する部分もあります。そういった事も分析しつつ、今回掲げているテーマについて掘り下げていけたら、と思います。

「二次創作のオリジナリティー」

単刀直入にまず表題のまんま、双方のオリジナリティーとはどんなものか、自分なりの解説をしていきます。
まず、二次創作について。
二次創作は、親とする作品の楽曲、所謂「原曲」があります。この原曲を基に楽曲を作ります。全然この時点でオリジナリティーはないですよね。
そして、どんな音楽ジャンルにしていくか、というのはマニアックなジャンルにアレンジして意外性を狙うとか、原曲、原作の世界観にピッタリマッチしたジャンルにアレンジしていくとか非常に重要ですけど、ここを決定しても相当マニアックだったり、相当その人独自のセンスが入ってなけりゃ唯一無二のものにはなりにくいのでオリジナリティーとしては今回考えません。
ここからがオリジナリティー云々の話で。曲を作り、歌詞を書き…と作業を進めていく訳ですけど、まず曲に関しては、原曲に忠実に作っていくか、はたまた原曲を大幅に大胆にアレンジするかで悩むのではないでしょうか。自分はほぼ前者のスタイルです。
まあどちらが良いとかはないですが、前者は原曲に忠実なメロディであるが故に聴きやすい、後者は奇抜で且つ原曲のメロディが聞こえた時にハッとさせられる。どちらもはっきりと違った長所があります。
そして作詞に関しては、原作の世界観をどう解釈していくか。これに尽きます。ここをしっかりしてないと自分の原作に対する愛(ここでは、原作の世界観や設定を取り入れてる事を愛とします)を感じて貰えないです。いや、勿論原作とはなんら通ずる事のない歌詞を書く方もいるでしょうけど。
二次創作は大まかに言えばこんな感じです。これらの事を「オリジナリティー」と考え気をつかい、「自分なりの表現」として考え悩み日々創作活動に励んでいる作曲者の方は多いんじゃないんでしょうか。

「オリジナル楽曲のオリジナリティー」

オリジナル楽曲のオリジナリティーについてなんですけど、「いやいや、オリジナルなんだからオリジナリティーなんてあって当然じゃん」ってなりますよね。
しかし意外や意外、そうでもなかったりします。表題にもある通り気をつかう部分、ありますよ。
もう歌詞の書き方はどうとか、曲のメロディが云々とかじゃないです。「パクり」認定されないかどうかです。いやこれバリバリ俺個人の見解だけど。
でもなんだかんだ言ってオリジナル楽曲のオリジナリティーってこれですよこれ。
この世には音楽は星の数ほどありますから「この曲はあの曲のあの部分に似てる」とかなっちゃう時はありますけどね。ちょっとズレるけど、ジャンルとかの流行りなんかはリバイバルする訳ですし。
でも、大事に大事に、丹精込めて作った曲がパクり認定されたら凹むどころか活動すら危ういでしょ。パクりだって言われてめちゃくちゃにネットで叩かれて活動自粛した作曲家、見た事ありますよね。
どんだけ伝えたい事を歌詞にしても、鳴らしたい音を鳴らしても、何かに似てたら、それまで考えてきたオリジナリティーの要素は死にます。何から何までパクりだと言われてしまう。今のご時世匿名でものが言えちゃうから特にバッシングされやすいし騒動の加熱もしやすいですよね。「近頃は〜」なんて時代遅れで聞き飽きた老害みたいな事は思いませんが。いや、怖い怖い。

「結局何が違うのか」

だいぶとっ散らかってきたのでサクッとまとめ始めましょう。
二次創作は、原曲を一度バラして自分流に味付けして組み直す。味付けにオリジナリティーが存在します。車だったらベースになる市販車を改造したレーシングカーみたいな感じ。
オリジナル楽曲は、まっさらなところから全てを作り上げます。全てにオリジナリティーが無いといけません。車だったらレーシングカーやチューニングカーのベースとなる市販車。
例えばA社の市販車がB社の市販車だったらB社は激怒ですよね。昔、そういうニュースもあったはず。
急に分かりやすくなったんじゃないですか?わかりにくい?いや、どうにか伝わってくれ。
そう、冒頭で言った通り対極にあり、決定的にどこかが違う、生まれ方の全く違う音楽文化なんです。

「それで、結局何が言いたいか」

ここまでは、説明ばっかりだったんで唐突に僕個人の意見を言って唐突に締めたいと思います。
二次創作は、原作の二次創作時のルールに則った上で、原曲という道に上にいかに自分のアイディアや作風を乗せてアピール出来るか、「どれだけ自分の色で原曲を染めつつ、原作を尊重し愛を込められたか」。
オリジナル楽曲は、音、歌詞、全てが唯一無二であるかどうか。そこに自分のアイディアはあるか。それは完全に自分の分身であるか。これがそれぞれで気をつかうべきオリジナリティーだと思います。
何かを公の場に発表する立場である以上、「則ったり守るべきレール」には沿う、そうした上で「自分」をきちんと表現する事、「自分がそこにあるということ」が最重要でしょ。
生まれ方の全く違う音楽文化だけど、大きい括りではオリジナリティーという観点では、特定の角度から見れば同じ事が言えると思うんです。
みんなやったらアカンという事は各々判断しつつ、その上で自由に楽しく、時に悩み、素晴らしい作品を生み出していけたらオールオッケーですよ。多分。

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