R3Magazine-Web アルバム作品レビュー レビュー

とにかくうるさい音楽詰め合わせ。Mr.Hedgehog / My name is Hedgehog

皆さん、うるさい音楽は好きですか?耳から耳へと突き抜ける暴力のようなサウンドはお好きですか?夕立P(@Yu_dachiP)ですこんにちは。
今回紹介させていただく『Mr.Hedgehog / My name is Hedgehog』は、耳に音楽という暴力を注入して、脳内で革命だの暴動だのを起こしたいみたいな人にうってつけのアバンギャルドな作品です。

『My name is Hedgehog』とは?

ラウドでマッシブな曲を厳選した『Mr.Hedgehog』の1stミニアルバム。
メタルからUKハードコアまで多数のジャンルを収録。重低音好きリスナー必聴アルバム。

各楽曲レビュー

ヘヴィでやかましいギターと無調声で無機質なミクの呪詛のような言葉が不穏さを掻き立てるTr.1『slum coke』
メタルなだけでなく、ヒップホップのビートでも引っ掛けてくるのがニクい。ラスサビ前から入ってくるピアノの旋律は、グチャグチャドロドロな雰囲気をより際立たせるのに一役買っていますね。

Tr.2『Different colors』はそのやかましさをシンセに振り切った、ややハイテンポなダンスチューン。リードもベースもブリブリヤイヤイと「とにかくうるさい」を体現していて、大変わかりやすく面白い。クラブでかかった時、こうクラップをどこで入れればいいかが初聴でもすぐにわかる展開というか。

ふたたびサウンドはメタルに振り切り、これまたドロドロなメタルコアなTr.3『This is a shit ぼかろ曲』は「ボカロ曲への呪詛をボカロに歌わせる」という作者の悪逆無道っぷりをこれでもかと打ち出しており、実に痛快。

Tr.4『Bloody Moon』イントロでは急にCHILLりますが、ここで作者がそんな日和るわけがない。轟音六弦かき鳴らして転げ回るメタルコアで作品は相変わらず爆進していきます。

Tr.5『Reunion』は再びシンセのやかましさにfeaturingします。ドリップパートでドラムンベースのリズムとワブルベースが畳み掛けてくるシーンは、やかましいくせにこれが楽曲中の箸休めになってしまうという逆説的な展開を見せつけてくれます。

ほわほわしたパッドのイントロから、やっぱりEDMのドロップでやかましくなるTr.6『snow drop』は作中で最も穏やかな曲調です。穏やかなのは曲調だけで、サウンドは相変わらず耳から耳へ、脳を揺さぶりながら右から左へと突き抜けていきます。

総評

今作で本当に静かな箇所なんて本当にTr.4のイントロぐらいで、終始なにかしらの楽器がけたたましく鳴っています。ギターがドロドロならシンセはブリブリ、といったところでしょうか。
終始貫徹、とにかくうるさい音楽です。メタルコアとEDMというのも親和性が高く、そりゃかつてKORNとEDMトラックメイカーがコラボしたのも頷けるよなぁと思い出しました。
さぁ、あなたもクヨクヨうだうだしていないで脳みそ揺さぶって暴力しようぜ。レッツ!!(なにが?)

販売リンク

BOOTH
https://booth.pm/ja/items/2506447

クレジット

Twitter_ Mr.Hedgehog/TAKUMI(@hedgehog0806)
soundcloud(https://soundcloud.com/mr_hedgehog)

↓Mr.Hedgehog/TAKUMIの新作(インスト曲)

文責:夕立P(@Yu_dachiP)

-R3Magazine-Web, アルバム作品レビュー, レビュー
-, , , , , , , , , ,

© 2021 R3Magazine Powered by AFFINGER5