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刻まれるサウンドとジャンルのミルフィーユ。「踊って頭振らせる女性ボーカル」farewell225 / Get Fame E.P.

久々のレビュー執筆で血を吐くほど文章力が低下していて泣きそうになった夕立P(@Yu_dachiP)ですご機嫌いかが。

今回ご紹介させていただくのは、サークルfarewell225「Get Fame E.P.」なのですが、和風なフレージングとEDM的なビートの絡め方、J-POP的なキャッチーさを贅沢に内包した、とんでもない作品でした……

『farewell225』とは?

~プロフィール~
我々farewell225は、楽曲制作の津堂獣、ボーカルのほろの2名からなる音楽ユニットです。TrapやEDMを基軸として、綺麗でキャッチーな女性ボーカルが乗った曲を作っています。
昨年2020年に実施されましたM3秋にて初音源「get fame e.p.」を発表しました。

『Get Fame E.P.』各楽曲レビュー

トラップ特有のチキチキとしたハイハットの刻みと共に登場する、アンビエントでどこか和風なシンセの音の鳴りで幕を開けるTr.1『参拝』。厳かな雰囲気を称えながらも後半には轟音のエレキギターによって、まるで聖獣が現れるかのようなシーンを演出します。

前トラックとは打って変わって、イントロから都会的でバブリーなTr.2『狂騒』
ファンキーでアダルティなバックトラックを、ボーカルの騒ぐような歌唱とEDM由来のドロップの展開が襲いかかります。ハイブリッドなダンスナンバーでもありますね。

Tr.3『洗脳』は前トラックの一部で見せた、サイバネティックスな展開に全力で振り切った楽曲に仕上がっています。楽曲中盤でスローダウンするEDMパートでの蕩けるようなボーカルとベースの絡み具合や、ラストシーンでの吐息とドラムパートの混ざり合う様は必聴かつリピート間違いなし。

ミドルテンポでも体感速度はヒリつくほど高いTr.4『創作』では、farewell225の持つキャッチーなメロディ、トラディショナルな雰囲気、様々なEDMシーンや、時にロックのビートを思わせるビートやギターを融合した、濃厚な楽曲を堪能することができます。ワチャワチャした楽器隊の重なり具合はJ-POPのそれを思わせるのですが、丁寧にミルフィーユ……折り重なっているので、聴いていて疲れないのに退屈しない、むしろどのシーンを切り取っても緊張感に満ち溢れたアバンギャルドさにびっくりしました。

1曲1曲がわりと短めにまとまっており、EP自体も13分で聴き終わるのですが、濃密な音のフルスイングを後頭部の下の方に喰らったかのような印象でした。
オススメのしやすさではTr.4がウケが良さそうですが、個人的には動画化もされているTr.3のEDM的アンセム感が大好物です。ごちそうさまでした。

各種販売リンク

Farewell225 1stEP「get fame e.p.」
https://fanlink.to/GetFameEP
BOOTH
https://booth.pm/ja/items/2481631

クレジット

Music:津堂獣 (https://twitter.com/tsudo_kemono)
Vocal:ほろ (https://twitter.com/Esse_04)
Illust:Tomei_Ningen (https://twitter.com/ningen_tomei​)

文責:夕立P(@Yu_dachiP)

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