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甘ったるくてメルヘンチックな"ポガティブ"の世界。 何度でも死ねる / 少女は魔法の国の夢を見る

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『少女は魔法の国の夢を見る』はサークル『何度でも死ねる』がリリースした"ポジティブ×ネガティブ=ポガティブ"という不思議な世界観のアルバム。なお、こちらのサークルでは2作目の作品です。

『少女は魔法の国の夢を見る』について

前半2曲はそれぞれポジティブ・ネガティブに拠ったボーカル曲ですが、その後はゲーム音楽……特にJRPGを彷彿とさせるような音が続きます。
どちらかというと"ネガティブ"寄りかな?と一聴ではそう思いますが、ネガ・ポジが実は表裏一体のどちらの面もチラチラと覗かせるメロディーや展開が特徴的です。

トラックリスト

Tr.1 - アイ☆ドリームキャッチャー (vo.ひな)(3:20)
Tr.2 - U (vo.べに) (5:42)
Tr.3 - あかつきの門 (1:35)
Tr.4 - お砂糖とスパイス (2:29)
Tr.5 - いびつなまち (3:22)
Tr.6 - あなたが恋した世界 (6:22)
Tr.7 - 少女は魔法の国の夢を見るか (1:58)

各楽曲レビュー

いわゆる「ユメカワイイ」系の音を生音・シンセともに詰め込んだボーカル曲のTr.1。
一転、禍々しい雰囲気をまとったオケにしっとりしたボーカルが縫い込まれるTr.2。
オルガンが奏でる荘厳さ→アコーディオンとストリングスが引っ張るメインパートの荘厳さで毛色の違いが楽しめるTr.3。
ブラスのコミカルな怪しさと、ピアノの不思議な甘ったるさに惹かれるTr.4。
オルガンやアコーディオンの成す哀愁漂う展開がクセになりそうなTr.5。
小編成のオーケストラが奏でる寂し気な音が荒涼とした大地を吹き抜ける風のようなTr.6
悲哀漂う"ネガティブ"の中に、一糸の"ポジティブ"としての優しさ・希望を感じさせるようなメロディーが特徴のTr.7。

まとめ

前述のとおり、全体的に……というか1曲目のユメカワイイ以外は割とダークサイド寄りの楽曲な面持ちです。
しかし、完全にダークサイドに吹っ切れていると言えるのは2曲目だけでして、このボーカル2曲だけはそれぞれネガ・ポジの面を極端に表していると言えます。
インスト曲を聴くと、どちらの面も行ったり来たりしているのがわかると思います。
哀愁漂う大地をさまようフィールド曲を彷彿とさせるTr.6がお気に入り。

2016年M3秋、頒布開始
BOOTHにて販売を受付、価格500円

関連リンク

販売(BOOTH)はこちら:https://yourrain.booth.pm/items/369458
特設サイト:https://dreamland.storeinfo.jp/

文責:タチやん(@mofday)

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