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R3Magazine-Web レビュー 楽曲単体レビュー

深い深い音の波に沈んで。外道さん feat.初音ミク / 絶望を僕に(ver2full)

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絶望を引き立てるのは希望という話、聞いたことがあります。影のある音を引き立てるのはキラキラしたシンセの音みたいなところもあると思います。こんばんは、タチやん(@mofday)です。今回紹介するのは外道さんの楽曲『絶望を僕に (ver2full)』です。ver.2というからには前バージョンも公開されています。

ちなみにバージョンアップ前の楽曲はこんなカンジです。

こちらはゆかりさんの低音が映える歌唱も相まって、耳に優しい印象の楽曲構成なカンジですね。
これがこうなります。

よりリズム隊とメロディに使われているシンセがタイトにキレッキレになった様相ですね。

元々のオケからディープな音使いが垣間見える

単純にリバーブが深くかかっているという問題ではなく、アルペジオとコード進行の絡み具合だとか、メロディラインとリズム隊の食い合いとか、そういうところでもオケの奥深さを感じ取れると思います。
サイレン的なシンセが若干ボーカルを食ってしまっている印象もありますが、元々クラブサウンドとして完成されていてボーカル=歌詞のある楽器と考えるとそこまで不自然に聴こえることはないので気にしない。

元々有機的なミクV4の声なのに、どこか淡々とした歌

それよりも気になったのは、そのまま使うとそれだけで割としっかり歌ってくれるミクV4を淡々と歌っているように聴かせる演出ですね。これがオケのクラブサウンドに混ぜていくのに「こういうアプローチでもいいのか!」と思わせられました。クラブサウンドのVo.て外国のボーカルモノだと結構ソウルフルだったりラップがガンガンキレてたりと「ボカロにやらせるにはまだ厳しい人間だからできるような」歌唱を採用していることが多いのですが、日本語女性ボーカルだとメロディを伸びやかに・淡々とさせると前述のアプローチよりも実はしっくりくるのでは?と思わされました(余談ですが、日本語男性ボーカルは発声の都合上クラブサウンドと相性が悪いという話をどこかで耳にしました、詳細は各自で調べていただけると幸いです)。

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文責:タチやん

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