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「5分で劇的に変わる同人即売会の呼び込み」

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初めまして、トロワル(@torowaru)です。

まもなく「音系・メディアミックス同人即売会」M3が開催されますね。今回は、アマチュア音楽レビュー誌「R3Magazine」編集長のタチやんさんのご助力を頂き、

「せっかく即売会に参加するのだし、もっと沢山の人に知ってもらいたいし、聞いてもらいたいなぁ」
「呼び込みしたいけど、なんて言えばいいんだろう」

と考えているサークル参加者向けに、より効果的な呼び込みの方法や考え方をお伝えできたらと思い記事にしました。ほんの少しの工夫でも結構な変化が表れるので、是非この機会にご一読頂ければと思います。

呼び込みに対する意識を変える。

そもそも、同人即売会の呼び込みに対してネガティブな考えを持っている方も少なくありません。大声で叫んだり、無理に人を引き留めたりと、過剰な呼び込みはかえって迷惑となりトラブルのもとにもなります。

では、呼び込みとは何を目的してするものなのでしょうか。それは単純に「より多くの人にCDを買ってほしいから」ではありません。呼び込みの本当の目的は「あなたの作品を手に取りたいと思う人に対して、しっかりと作品を届けること」なのです。

即売会には、あなたの作品を手に取りたいという人が必ずいます。しかし、ただ待っているだけではその人は自分の作品にたどり着けないかもしれない。だからこそ、呼び込みが必要となるのです。寧ろ呼び込みはそのための手段でしかありません。そして何より「自分の作品を手に取ってくれる人がどんな人なのか」をキチンとイメージしておくことが大切なのです。

呼び込む言葉を変える。

では、具体的にどんな言葉で呼び込みをしていけばいいのでしょうか。ただ闇雲に

「新譜です」
「視聴できます」

と呼び込みをしたところで、あまり良い反応はかえってきません。なぜならその呼び込みは「その場にいる全員」に向けられた言葉だからです。

先ほど「自分の作品を手に取ってくれる人がどんな人なのか」をイメージしておくことが大切だと書きましたが、それは何故かといいますと、本当に呼び込みで使うべき言葉とは「その人に向けた言葉」だからです。

「これ一枚で、ライブの熱気を味わえます!」
「哀愁漂う民族系の曲調が好きな人はいませんか?」
「こうこうこういうコンセプトで作った、絶対に他では聞けないCDです」

届けるべき相手がイメージできていれば、そこに響く言葉も想定しやすい思います。言い換えれば「想定した相手」と「自分の作品」との共通点を探してあげる作業ともいえます。そして勿論、そのためには「自分の作品の魅力を自分自身が把握していること」が必要となってくるわけです。

会場での在り方を変える。

呼び込みに対する意識も変わり、使う言葉も変わったなら、次に変わるのは会場での自分の在り方です。逆に、話す言葉が変わっても態度が今までと変わらなければ、せっかく呼び込みをしている意味がありません。

ここでもやはり大切になるのが、どんな人に届けるのかを想定し、キチンとその人に向けたアプローチをするということです。呼び込みをしながら、しっかりと相手のほうを見つめること。CDの盤面を相手に見せたり、近づいてきてくれた人に「よかったら~」とコミュニケーションをとろうとすること。

それらはすべて「呼び込む」ことであり「しかるべき人に作品を届けること」に繋がります。

さいごに

ここまで駆け足で説明をしてきましたが、念のために注釈しておきます。
この記事自体は同人即売会における呼び込みという行為を肯定するわけでも否定するわけでもありません。即売会のマナーについては非常にデリケートな問題ですし、実際にトラブルも多いです。

だからこそ、ただ大声で宣伝するのではなく、届けるべき相手に届けるため。そのために呼び込みに対する意識から変えていくことが必要だと考え、この記事を書きました。

出逢うべき人と作品が無事、出逢えますように。

文責:トロワル(@torowaru)

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