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R3Magazine-Web アルバム作品レビュー レビュー

深海世界を明るく照らしたら、壮大な景色が聴こえてきた。Symphonic City / うみのおくりもの

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みなさん、海は好きですか?海派と山派とよくアウトドアではどちらが好きかと問われることがあったりしますが、今作を聴けばしばらくは海派になることでしょう。こんばんは、タチやん(@mofday)です。
今回は毎度凄まじいクオリティのオーケストラ系楽曲を提供してくれるサークル、Symphonic Cityから『うみのおくりもの』をレビューします。

うみのおくりものについて

壮大で、幻想的で、ちょっぴり切ない。という謳い文句に偽りなし。ですが、僕はこの作品からどこか温かな優しさを感じ取れました。海の持つ包容力でしょうか。深海の、普通の人間には届かない世界の神秘的なイメージも匂わせます。トロピカルなイメージではなく、印象としては暗い深海世界を明るく照らしてみたらこうなった、みたいな感じですね。

トラックリスト

Tr.1 ようこそ!深海へ!(3:42)
Tr.2 海底遊歩道(リメイクver.)(3:16)
Tr.3 海の生まれる場所(2:14)
Tr.4 海に降る雪(2:56)
Tr.5 「海って、すごいんだね。」(3:30)

各曲レビュー

壮大な音の海に飛び込んだら、そこには穏やかでもどこか力強いメロディーが波打つ、余裕のある空間が素晴らしいTr.1。
きらびやかで伸びやかなイメージのストリングスが、ブラス隊の雄大さと心地よく交わりワクワクさせてくれるTr.2。
優しげだけど、どこか遊び心のあるような動き回るピアノソロがとにかく美しいTr.3。
荘厳なコーラスから始まり、終始その佇まいを崩さないまま盛り上げ方は静と動のギャップを魅せつけてくれる、どこか神秘的なTr.4。
ラストはしっとり穏やかなピアノとストリングスの2柱が、メロディーもしめやかに厳かに締めくくるTr.5。

総評

とにかくエピック、シンフォニックなのですが、今作はどの楽曲もどこか温かな優しさに包まれているかのような、メロディーからその余裕さからくる佇まいを特に強く感じられます。パーカスはそこに海の生命力、力強さを後押しするようで、鳴る数は少ないものの確実に必要な場面で入ってくるので、そこではとにかく盛り上がります。そうでない場面では穏やかさを打ち出しているので、このギャップが堪りませんね。個人的には安直に海を思わせる系統の効果音が一切入っていないのもポイント高いです。
同人でこういうオーケストラ系楽曲を出しているところは少ないと実はR3Magazine vol.2のコラムに書かれていますが、その少ない中でも「もっと聴かれて欲しい!」と思わせてくれる強さがある作品です。是非、この美しい世界に触れていただきたいですね。

特設サイト:うみのおくりもの

頒布開始:2016/10/30(2016年M3秋第38回即売会)

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