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R3Magazine-Web アルバム作品レビュー

懐かし歌謡曲のイメージで。 たかP / Halmonia -My Song Voice-

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Halmonia -My Song Voice-は、UTAU PARADISE4で頒布された、たかP3枚目のアルバム作品です。
UTAU 雛乃木まやをボーカルに起用し、おっさんホイホイな歌謡曲を詰め込んだような作品となっています。

Halmonia -My Song Voice-について

UTAU 雛乃木まやの中の人はフリーの女性声優で、音源そのものはすこしウィスパーに寄ったようなクセのないしっとりとした声をしています。
この作品のような比較的落ち着いた楽曲に合う印象で、その面から見ると「適任」といったところ。
中身の曲はというと、冒頭で書いたようにガチでおっさんホイホイ、40↑を狙い撃ちするような懐かしい雰囲気の楽曲がそろい踏みしています。
曲調も音色のチョイスもひたすらそのために狙っているような……作曲者のたかPさんがその年代を過ごしてきたのだろうと想像できる「あの頃の音」が鳴ります。

トラックリスト

#1 Halmonia
#2 元気にジャンプ
#3 黄昏のノスタルジア
#4 初恋はパパ
#5 勧酒
#6 Dear my Master
#7 Winter Memories
#8 My Song Voice
#9 元気にジャンプ -Bossa Nova ver.

各楽曲レビュー

アコギをはじめとしたアンプラグドな楽器隊に、ほんわかとかわいらしいシンセが乗っかり終始穏やかで優しい雰囲気を纏うTr.1。
活発なリズム隊と、80年代頃のポップスを思わせる音色やコード感のチョイスが懐かしいTr.2。
しっとりとしたピアノと少しモヤのかかったようなドラムに時々シンセベルが絡み、タイトル通りノスタルジックさを感じさせるTr.3。
少女の幼さを体現したかわいらしい歌詞が、ふた昔くらい前のポップスな曲調で繰り広げられるTr.4。
さらに曲調はおっさん臭くなり(失礼)アコギの弾き語りの形をとった渋くてブルージーさも漂う歌謡曲なTr.5。
歯切れのよいベースラインとハーモニカのメロディーやエレピのバッキングがどこかトロピカルでドリーミーな雰囲気を作り上げているTr.6。
ピアノ+パーカス+ウワモノのストリングスで、温もりを感じられるタイプの冬曲を作り上げたしっとりまったりとしたTr.7。
ピアノ主体に乗っかるストリングス+ゆったりとしたドラム+間奏のリコーダーの音色がいかにも卒業バラード系な印象を醸し出す(歌詞はそっち系ではないです)Tr.8。
Tr.9はボサノヴァアレンジで様変わりしたTr.2です。こちらの方がリズムの歯切れがいいカンジがしますね。

まとめ

全体的にわりかし古臭いようなポップスのかおりが漂っていますね。恐らく楽曲でのコードの展開やら音色のチョイスからくるものだと思います。
音数と手数の少なさから、音が詰まっているタイプの聴き疲れはほぼならないかと思いますが、今風の楽曲に慣れすぎていると退屈に感じる人もいるかもしれません。
そういう方には、ゆったりと余裕を持って、リスニングというよりヒアリングするように流して聴く方が馴染むかと思います。
「ああ、古いカンジの曲だな」という雰囲気がものすごいので、世代的には40↑以上の方に刺さりそうなカンジですね。

関連リンク

特設サイト⇒http://utau.hinanogimaya.com/halmonia.php
通販サイト(BOOTH)⇒https://takap.booth.pm/items/551465
雛乃木まや公式サイト⇒http://hinanogimaya.com/

文責:タチやん

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