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R3Magazine-Web アルバム作品レビュー

新しいBlueな音色に染められて。 EBI Zanmai / E.Z.R.D

投稿日:

リメイク、というよりリベイクというフレーズが合いそうです。ベイクはエビだけに。

『E.Z.R.D.』とは?

EBI Zanmai ReDrawing....
EBI Zanmai が 過去に作成し、sound cloud で公開している自作曲をリアレンジした楽曲集。
今回アレンジに使用した元曲はすべて、ワンドロ(ツードロ)企画 (※)で作成したものです。
※ 出題者から与えられた「お題」に沿って楽曲を1時間(2時間)以内に作ってツイッターに公開する企画。
編曲の可能性を広げるため、リアレンジの際に「お題」は加味しておりません。

旧DTMワンドロ企画と、現行の深夜の2時間DTM企画にて作曲された楽曲群のアレンジ作品。
キャッチコピーは「貴方のココロを "blue" に染める・・・」とありますが、爽やかなスカイブルーからアダルティなブルーブラックまで取り揃えたような印象です。

TrackList

Tr.1 Aloof night
Tr.2 Mr. Seawater 編曲:清水嶺
Tr.3 Shrimp man 編曲:五十嵐傑
Tr.4 Gathering
Tr.5 風を描く場所
Tr.6 Beyond the welkin ~蒼穹の彼方~
Tr.7 悲しみを超えて 編曲:綾河キラリ

各楽曲解説

どこかジャパニーズ・トライディショナルと南国情緒がかみ合ったような雰囲気のムーディなTr.1.
5拍子のリズミカルなピアノバッキングとアコーディオンの哀愁もあるメロディがアダルティなオーラを漂わせるTr.2。
ビブラフォンのきらめきと洒落乙なピアノのコード進行がゆったりと心地よく、ベースの動きがそれを支える様が素敵なTr.3.
根幹は歯切れのよいリズム感のワルツで、メルヘンさと少しの壮大さを湛えたTr.4。
アコギと笛の音の絡み方やストリングスの緊張感を漂わせつつも爽やかな音が魅力的なTr.5。
フィルのキメ方がどこかフュージョンチックな、実際のBPMより体感速度が速く思える、旅愁を想起させる民族調なTr.6。
ゆったりとした壮大なオーケストラがしめやかに、しかし時に大胆に最後を締めくくるTr.7。

総評

原曲が1~2時間で構築されたものというのも驚きですが、それらのエッセンスをうまく用いてアレンジでより各楽曲の特徴を鋭くしていった様はすさまじいの一言。
もちろん原曲の良さがあってこそのアレンジなので、その楽曲構築のスピード感と完成度にも舌を巻くばかりです。
全曲インストゥルメンタルで、どちらかというとヒアリング・BGM用途に使うとより幸せになれそうですが、音の細部へのこだわりがある故の聞き流しやすさ。
アルバムの幕開けにふさわしいTr.1のイントロ~ゆったりと余裕のあるムーディな曲調が個人的な好みです。

なお、アレンジ元となった原曲はすべてEBI氏のSoundcloudページで視聴できます。
https://soundcloud.com/ebi_at_ez

関連リンク

作品ページ https://ezrd.storeinfo.jp/
EBI Zanmai webサイト http://sound.jp/ebi_zanmai/

文責:タチやん(@mofday)

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