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R3Magazine-Web アルバム作品レビュー

【レビュー】現代社会を生き抜くために。Hard Work Company. / Can you forgive the hard work?【同人音楽】

投稿日:2016年7月4日 更新日:

何度か社畜生活を捨て(捨てざるを得なかったまぁどうでもいいですね)、今もそんな状況であるタチやん(@mofday)ですお仕事ください。今回取り上げます同人音楽は通称社畜コンピ、『Can you forgive the hard work?』です。

毎日のつらい労働へ捧ぐ?

現代社会を生き抜く社畜の悲喜こもごも……というか殆どが悲哀を歌ったのがこのコンピです。歌詞カードはブラック企業勤めなサラリーマンには涙なしには見られない内容となっております。学生さんやホワイト企業勤め人にはネタなのかマジなのかがわからないレベルの悲惨さだったりするのがブラック勤めなので、ここはせめて笑って返したいところではあります。

トラックリスト

Tr.1 - メーデー / じゅみ
Tr.2 - 理由 / はずき
Tr.3 - しゃちくのうた / ビーカーP
Tr.4 - 幸せへと至る道 / いろちゃ
Tr.5 - 世迷い風 / ケロ
Tr.6 - からまわり / 市井
Tr.7 - Cry Out / うかく
Tr.8 - 20代の思い出 / マリオペイントP
Tr.9 - wanna go home / しいたけP

各楽曲レビュー

気持ちの良いロックンロールが仕事だらけの毎日を嘆くナンバーになっているTr.1、可愛らしいピコピコサウンドとやはりロックなギターを押しつぶすような悲惨な歌詞のTr.2、穏やかキラキラした曲調でやはり労働の嘆きを歌い上げるTr.3、哀愁漂うエレキギターの演奏も煙たい印象なTr.4、ジャジーなベースラインにブルージーなアコギのカッティングが渋く、朗らかなVOCALOIDの歌唱が心地よいTr.5、ビットサウンドとエレピのバッキングがかわいらしいのにやはり歌詞が胸に刺さるTr.6、タイトで緊張感の走るハードロックと日常の不安を体現したような怪し気なベースパートが印象的なTr.7、いくらなんでも場違レベルの唐突なブラックメタルとぐろうるな歌唱で度肝を抜かれるTr.8、最後はしっとりとした曲調でひたすら「帰りたい」を連呼するTr.9で終わります。

中身はバンドサウンド+VOCALOIDが多いコンピ

その手のボカロPが多く集まったためか、バンドサウンド系のボカロ楽曲が集まっております。社畜が社畜然としている様相を一番よく表している気がするブラックメタルなTr.8はともかくとして、他の楽曲群はボカロリスナーであるならほとんど親和性のある安心できる曲です。ただし歌詞が(サラリーマンには)悲しいほど安心できませんが。ここまでくるともうネタにでもして笑い飛ばすくらいしないとやってられないのが現状みたいなところもありますよね。仕事はあってもなくてもつらい。

文責:タチやん

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